3月1日

つれづれ

今日は前住職の祥月命日です。
前住職が亡くなって、まる四年。
もうそんなにも時間が経ったのかという思いがします。

祥月命日ということで、
一家揃って「仏説観無量寿経」のお勤めをさせていただきました。
「そういえば私が座るこの場所は、
数年前までは祖父が座っていた場所だったなあ」
そんなことを思いながらお勤めしていると、
なんとなく祖父と今も繋がっているような気持ちになりました。

「恋しくば 南無阿弥陀仏を称うべし 我も六字の 内にこそ住め」

お念仏の心を味わったこんな詩もありますが、
亡き方を想い、
仏さまの前に座り、
手を合わせ、
お勤めをし、
お念仏する。
そこには阿弥陀仏のはたらきも、
その亡き方のはたらきも、
共に私のところにしっかりと届いているということなのでしょうね。
(若院)

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